『MONKEY BUSINESS』眠り号
モンキー・ビジネス 眠り号

[monkey bussiness:悪ふざけ、くらいの意味]

今年はなんだか、普段買わない文芸誌を買っている気がする。
ふと本棚を見やれば、「考える人」「真夜中」「MONKEY BUSINESS」・・・普段あまり増えない雑誌棚に、ニュータイプの文芸誌が並んでいる。
売れない雑誌の代名詞みたいな文芸系の雑誌で、新しいものが出るのはうれしい限り。
特に「MONKEY BUSINESS」なんかは、ターゲットもテーマも不明のなんだかよくわからない雑誌なのに、これだけ売れているのはすごいと思う。
やっぱり柴田元幸効果だろうか・・・うーむすごい。

今年の春に創刊された「MONKEY BUSINESS」は、柴田元幸氏・責任編集の、なんだかよくわからない季刊誌。
ひとつの漠然としたテーマを元に、日本人外国人を問わず、みんなが好きなことをしゃべる。
このゆるさがおもしろい。

夏号のテーマは「眠り」。
春号のテーマは「野球」だったのだが、普段スポーツ、特に野球にはあまり慣れ親しんでいないので、今回の方がわりとおもしろく読めた。
まあお約束どおり、やっぱり読んでいて眠くなるんだけど・・・

柴田氏がかつて翻訳したことのある現代アメリカ作家の作品が読める。
ほか、古典も入っていて、このごっちゃ煮感は、私はけっこう好み。
個人的に、今回おもしろかったのはミルハウザーと中島敦。
この二人が一緒の雑誌に入るってことがそもそもめずらしい。

さて今日も、編集者の意思を敬って、だらーりと読むことにしよう。


モンキービジネス 野球号

創刊号:テーマは「野球」。
やっぱりアメリカといえば、野球ははずせないらしい。
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好きな海外文学
考える人 2008年 05月号 [雑誌]

『考える人』で、「海外の長編小説ベスト100」という特集を組んでいた。
いわゆる著名人や作家が考えるベスト100はさてどんなものだろうと思って、うっかり購入。
さて、その中身やいかに?

○海外長編小説ベスト 
1.  ガルシア・マルケス『百年の孤独』
2.  プルースト『失われた時をもとめて』
3.  ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
4.  セルバンテス『ドン・キホーテ』
5.  カフカ『城』
6.  ドストエフスキー『罪と罰』
7.  メルヴィル『白鯨』
8.  トルストイ『アンナ・カレーニナ』
9.  カフカ『審判』
10. ドストエフスキー『悪霊』
11. エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
12. トルストイ『戦争と平和』
13. ナボコフ『ロリータ』 

と続く。

うーん。日本人(の知識人)、ガルシア・マルケス、カフカ、ドストが好きらしい。
海外のランキングも載っていて、それなんか見ると、このランキングは1位が変わっていると思う。
だいたい、西欧では『ドン・キホーテ』、アメリカでは『グレート・ギャツビー』が上位。
フランスは、上位がほとんど自国語のもので、国民性が出ていて笑える。

上記のランキングでは、今のところ3分の2を読了。
『ユリシーズ』『ドン・キホーテ』『失われた時〜』はいつか。いつか…たぶん。きっと。


ついでに、自分の中の海外長編ベスト10はなんだろうと考える。
順位考えないでいいなら、

・ガルシア・マルケス『百年の孤独』
・カフカ『城』
・ブッツァーティ『タタール人の砂漠』
・カルヴィーノ『木登り男爵』
・ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』
・カミュ『異邦人』
・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
・レーモン・クノー『地下鉄のザジ』
・ナボコフ『ロリータ』
・ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏』

といったところだろうか。
全体的に、ノルウェイのランキングに一番近いかも。

短編ふくめていいなら、チェーホフ、ボルヘス、ダイベックはぜひ入れたかった。
そういえば、『不思議の国のアリス』も、ランキング外だった。なぜだろう?

なんてことをぐだぐだ考えるだけで、あっとういう間に時間は過ぎていく・・・
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