02,
2008

[monkey bussiness:悪ふざけ、くらいの意味]
今年はなんだか、普段買わない文芸誌を買っている気がする。
ふと本棚を見やれば、「考える人」「真夜中」「MONKEY BUSINESS」・・・普段あまり増えない雑誌棚に、ニュータイプの文芸誌が並んでいる。
売れない雑誌の代名詞みたいな文芸系の雑誌で、新しいものが出るのはうれしい限り。
特に「MONKEY BUSINESS」なんかは、ターゲットもテーマも不明のなんだかよくわからない雑誌なのに、これだけ売れているのはすごいと思う。
やっぱり柴田元幸効果だろうか・・・うーむすごい。
今年の春に創刊された「MONKEY BUSINESS」は、柴田元幸氏・責任編集の、なんだかよくわからない季刊誌。
ひとつの漠然としたテーマを元に、日本人外国人を問わず、みんなが好きなことをしゃべる。
このゆるさがおもしろい。
夏号のテーマは「眠り」。
春号のテーマは「野球」だったのだが、普段スポーツ、特に野球にはあまり慣れ親しんでいないので、今回の方がわりとおもしろく読めた。
まあお約束どおり、やっぱり読んでいて眠くなるんだけど・・・
柴田氏がかつて翻訳したことのある現代アメリカ作家の作品が読める。
ほか、古典も入っていて、このごっちゃ煮感は、私はけっこう好み。
個人的に、今回おもしろかったのはミルハウザーと中島敦。
この二人が一緒の雑誌に入るってことがそもそもめずらしい。
さて今日も、編集者の意思を敬って、だらーりと読むことにしよう。

創刊号:テーマは「野球」。
やっぱりアメリカといえば、野球ははずせないらしい。




ふくろう男

